月夜の蟹


ようこそのおはこびで      厚く御礼申し上げます
by 白虎
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儚き想い

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『葉月』
8月に入ったと云うのに、東海地方はまだ梅雨が明けていません。
あちこちで局地的な豪雨になっていたりして、被害が甚大なところも。
地球環境の変化が年々大きくなっているような気がします。
しかも、今年の夏は予想では「冷夏」になるとか。
多過ぎても少な過ぎても困る雨、農作物や色々な所への影響が心配です。

さて、
写真の花は「待宵草」photo by 季節の花300
花言葉は『移り気』『ほのかな恋』『温和』『協調』『浴後の美人』
「月見草」と呼ばれる事もありますが、本来は別のものだそうです。

別名「宵待草」
夕刻から夜の間に咲いて朝には萎んでしまうこの花の儚さが、まるで一夜の恋のようだとして、太宰治なども好んで題材にしたようです。

『宵待草』と云えば、思い浮かぶのはやはり竹久夢二でしょうか。

やるせない釣り鐘草の夕の歌が あれあれ風に吹かれて来る
待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき
想ふまいとは思えども 我としもなきため涙
今宵は月も出ぬさうな


「恋多き」と謳われた程の夢二。
そんな彼が、実る事無く終わったひと夏の恋を想って作った詩なのだとか。
後に原詩を少し短くしたものに「多忠亮」によって曲がつけられ、一世を風靡しました。
曲の発表は大正七年ですが、昭和十三年に松竹が映画化した際の主題歌を高峰三枝子さんが歌っています。
今住んでいる我が家の近くではあまり見かけることはありませんが、九州にいた頃は空き地に咲く花を見かけては何となくこの曲を口ずさんでいました。
夕暮れ時の心許なさに、哀愁を帯びたこの曲はとてもよく似合うと思います。
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by baihu667-shie | 2009-08-01 16:21 | おついたち
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